知っておきたい遺産相続の用語集

印鑑証明書(いんかんしょうめいしょ)

遺産分割協議書をはじめとして、遺産相続の手続きにおいて、必ずといっていいほど必要になってくる書類が「印鑑証明書」です。

印鑑証明書とは、皆さんもご存知のとおり「これが実印ですよ」ということを法的に証明してくれる存在です。印鑑証明書は、遺産相続に関するやり取りだけでなく、不動産の売買やローン契約など、「人生における各種契約の中でも、特に重要度の高い契約」において必要となってきます。

ですがそもそもなぜ、印鑑証明書はそこまで重要視されているのでしょうか?

その答えは、印鑑証明のための印鑑登録をする際に、市区町村役場などの公的な機関において、「これが本人が登録してきた印鑑に間違いない」ということを証明されているからです。つまり、印鑑登録を受け付けてくれた地方公共団体が、その印鑑証明書の正当性を保証してくれている、ということになるわけです。

「遺産相続が発生したけど、印鑑登録なんてしていない」という人は、早急に実印を作って印鑑登録の手続きを済ませておきましょう。ただし、「とにかくどんな印鑑でもいいから登録すればいい」というものではありません。
印鑑証明書は非常に信用度が高い書類だけあって、登録する印鑑にもそれなりのレベルが求められます。手軽に手に入る三文判では登録自体を拒否される可能性が高いですし、ましてやシャチハタ印などのネームスタンプは論外です。

偽造・悪用のリスクを減らすためにも、実印とする印鑑はオーダーできちんと作ってもらったものにすることをおすすめします。

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